占星術における月の役割

「太陽と月」皆さんはどんなイメージがわきますか?


太陽が光り輝く存在だとすると、月は太陽の光を受けて輝く、受け身の存在といえるでしょう。


陰(月)と陽(太陽)、自発性と受け身。


太陽と月には、それぞれ顔があります。


太陽は、社会的な表の顔。月は、プライベートの素の自分。


西洋占星術では、太陽は何かに向かって努力していく方向性や目標を表し、月は無意識の感情パターンや幼少の頃の記憶、私生活を表します。


家に帰って「ぼーっと」している時の自分が、まさに月なのです。


こうしてみると、人の性格の多くの部分が月と関係していることがおわかりだと思います。


月は女性や子供を表していますし、出産など生命の営みにも月の影響があるのは皆さんご存知の通りです。


太陽が男性だとすると、月は女性そのもの。


女性にとって月は重要で、ホロスコープ上の月を読み解くことで、性格や心の動きが見えてきます。


月は日常の感情のパターンを表しますから、「こういう状況になると、自分はこんな反応をする」ということを知っておくだけでも大きなメリットになりますよ。


皆さんの月はどんな表情を見せてくれるかな?