昭和は遠くになりにけり

 

神田駿河台にある『山の上ホテル』が来年2月13日から全面休業するとのニュースを見てびっくり😵

 

泊まったことはありませんが、ホテルのカフェ、「コーヒーパーラーヒルトップ」には時々お邪魔していました。その際、ホテルの中を見学したこともあります。アールデコの建物は一見の価値あり💖

 

出版社の多い神保町が近いことから、作家がホテル”にカンヅメ”になって執筆に勤しんだそうです。中には編集者の目を盗んでホテルから逃亡した強者もいるとか∑(゚Д゚)

 

創業から86年。建て替えかどうかはまだ未定だそうです。画像は「コーヒーパーラーヒルトップ」の入り口🤩

 

それともうひとつ残念なのは、三鷹にある『三鷹跨線橋人道橋』が12月で撤去されること。跨線橋はJR三鷹駅の約400メートル西にある、中央線や地下鉄東西線の線路を南北に跨ぐように架けられています。電車がよく見えるため、撮り鉄スポットとしても有名ですが、何とこの橋、大正期や明治期の鉄道の古レールが再利用されて出来ているんですね。また、跨線橋は近くに住んでいた文豪太宰治の散歩コースとしても有名ですが、太宰は跨線橋から見渡す武蔵野の風景が好きだったそうです。

 

ホテルは86年、跨線橋は92年、長きにわたるお役目お疲れ様でした🙌

 

物も人もそれぞれ寿命があって、永遠ではありません。永遠でないから愛おしいのかもしれませんね。